アストン・ヴィラが狙うユヴェントスCBフェデリコ・ガッティ!契約難航で移籍の可能性も…

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Aston Villa

2025年夏の移籍市場が本格化する中、イタリア代表センターバック、フェデリコ・ガッティの去就が大きな注目を集めている。ユヴェントスとの契約延長交渉が難航しており、ここにきてアストン・ヴィラが獲得レースに本腰を入れ始めた。さらに、セリエAのライバルであるナポリも動向を注視しており、今後の展開次第では激しい争奪戦に発展する可能性が高い。

ユヴェントスとガッティの現行契約は2028年まで有効だが、年俸引き上げを巡って交渉が停滞している。伊『Sky Sport Italia』によると、ガッティ側は年俸300万ユーロを要求している一方、クラブ側はその提示に難色を示しているという。このギャップが埋まらない限り、契約延長の実現は見込めない状況だ。

こうした膠着状態の中、ユヴェントスは補強ターゲットとしてジローナの左サイドバック、ミゲル・グティエレスにも関心を示しており、ガッティの立場はさらに不安定になりつつある。グティエレスについてはナポリも獲得を狙っているとされ、こちらも火種がくすぶっている。

一方で、ガッティ自身は今シーズン42試合に出場し、守備の中心としてクラブのチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献。これだけの活躍を見せた選手を巡って、国内外からオファーが舞い込むのは自然な流れだ。

ユナイ・エメリ監督率いるアストン・ヴィラにとって、フェデリコ・ガッティのような経験と堅実さを併せ持つセンターバックは喉から手が出るほど欲しい存在だ。ヨーロッパリーグ出場を控える彼らにとって、守備の補強は急務であり、26歳という年齢も将来性と即戦力を兼ね備えた絶好のターゲットと言える。

移籍金は3000万〜3500万ユーロが見込まれており、プレミアリーグの潤沢な資金を持つヴィラにとっては許容範囲。ガッティ本人にとっても、エメリの下でプレミアリーグの舞台に挑戦することは、キャリアを次のステージへ押し上げるチャンスとなる。

一方のナポリは、来季のチャンピオンズリーグ出場を決めており、よりハイレベルな舞台でのプレーを望む選手にとっては魅力的な選択肢となり得る。ただし、クラブの再構築が求められるタイミングでもあり、起用法や将来的なチームのビジョンが鍵を握る。

ユヴェントスがガッティの要求に応じず、仮に放出を決断すれば、それは戦力的な大きな損失となる。現在のパフォーマンスやチームへの貢献度を考えれば、年俸アップの要求は決して過剰とは言えず、クラブとしても再考の余地がありそうだ。