ダグラス・ルイスがふたたびプレミアリーグに?マンチェスター・ユナイテッド含む複数クラブが興味か

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ダグラス・ルイスがふたたびプレミアリーグに?マンチェスター・ユナイテッド含む複数クラブが興味か Leeds United

2025年夏、アストン・ヴィラで一時代を築いたブラジル代表MFダグラス・ルイスに、大きな転機が訪れた。セリエAでの出場機会に恵まれなかった彼に対し、ユヴェントスが早くも放出を決断。プレミアリーグ勢を中心に再獲得を巡る争奪戦が加熱しつつある。

昨季、ユヴェントスはダグラス・ルイスをアストン・ヴィラから約4200万ポンドで獲得。エメリ体制下で好パフォーマンスを連発していた27歳ミッドフィールダーに大きな期待がかけられた。しかし今季はわずか832分の出場にとどまり、リーグ戦での先発はわずか3試合。10月のカリアリ戦では途中出場からPKを献上し、CLのライプツィヒ戦でも同様のミスを繰り返した。

彼はSNS上でプレー時間の少なさに不満を示し、「2試合連続で出られない理由が分からない」とコメント。チアゴ・モッタ解任後、就任したイゴール・トゥドール監督の構想からも外れた。クラブはすでに約3000万ポンドの損切りも辞さない構えを見せており、今夏の退団はほぼ既定路線となっている。

マンチェスター・ユナイテッドは今季、15位という不名誉な順位に沈み、ヨーロッパ大会からも遠ざかる結果となった。クラブは大規模なチーム再編に着手しており、ルベン・アモリム監督の下での建て直しを急いでいる。

すでにウルヴスからマテウス・クーニャを6250万ポンドで獲得。さらにブライアン・ムベウモやドゥシャン・ヴラホヴィッチにも関心を示しており、攻撃陣の刷新を図っている。一方、中盤の選手層にもテコ入れが不可欠であり、以前から注目していたダグラス・ルイスが今夏のターゲットとして再浮上していると、英『GiveMeSport』が報じた。

ルイスの価格は3000万ポンド程度に落ち着く見込みであり、このバーゲン価格は財政面でも理想的。アモリムの理想とするダイナミズムを備えた中盤像に、ルイスはぴたりと当てはまる。

古巣アストン・ヴィラや昇格組も参戦か?激化する争奪戦の行方

ユナイテッドだけでなく、かつて彼がブレイクを遂げたアストン・ヴィラ、そしてノッティンガム・フォレストもルイスの状況を注視している。特にフォレストは以前にオファーを拒否された経緯があり、今夏はそのリベンジを果たそうとする可能性がある。

また、今季プレミアリーグへの昇格を果たしたリーズ・ユナイテッドも動向を探っている。10人以上の補強を検討しているとされる中で、ルイスのような経験豊富なプレーヤーは貴重な存在となり得る。

ユース時代を過ごしたマンチェスター・シティでの経験を含め、ダグラス・ルイスはイングランドのピッチに慣れている。プレミアリーグでの再挑戦は、キャリアを再び軌道に乗せる絶好の機会になるはずだ。果たして、再び赤いシャツに袖を通すことになるのか。それとも、旧友マッギンとの再会を果たすのか。