トッテナムが“夢のターゲット”獲得に本腰!オランダ代表MFシャビ・シモンズに熱視線…

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トッテナムが“夢のターゲット”獲得に本腰!オランダ代表MFシャビ・シモンズに熱視線… Tottenham Hotspur

UEFAヨーロッパリーグを制し、来季のチャンピオンズリーグ出場権を手にしたトッテナム・ホットスパーが、移籍市場で大きな一手を狙っているようだ。西『Fichajes』によれば、ロンドンを拠点とするスパーズは、RBライプツィヒに所属するオランダ代表MFシャビ・シモンズ(22歳)の獲得に強い関心を示しており、クラブ上層部は同選手の加入を夢に見ている。

昨シーズンに続き、PSGからレンタルの形でRBライプツィヒに加入したシャビ・シモンズは、今季公式戦で11ゴール8アシストという見事な成績を残している。まだ22歳ながら、その存在感はチームの攻撃の軸となっており、シーズン途中にはライプツィヒに完全移籍を果たした。

魅力は何と言ってもその多才さ。トップ下やウィング、セントラルミッドフィルダーと複数のポジションで起用可能で、プレミアリーグの激しさにも十分適応できるフィジカルとインテリジェンスを兼ね備えている。

トッテナムにとっては、フィニッシュ精度の向上や創造性の補完が急務な課題となっており、シモンズはまさにその特効薬となる人材だ。将来的には市場価値8000万ユーロ級の活躍も期待されており、長期的な投資としても理想的なターゲットとなっている。

報道によれば、トッテナムはシャビ・シモンズに加えて、ベンフィカのMFジョニー・カルドソやRBザルツブルクのFWベンヤミン・シェシュコの獲得も視野に入れており、3選手合わせて1億7200万ポンドにも及ぶ大規模補強プランを練っているとのこと。

とはいえ、報道元である『Fichajes』は信頼度にやや疑問が残るため、全てが現実的なオファーに繋がるとは限らない。それでもシャビ・シモンズに関しては、複数の信頼筋からも名前が挙がっており、スパーズが本気で狙っていることは間違いない。

彼はかつてPSG在籍時にもトッテナムとのリンクが取り沙汰されており、長期的にスカウトリストに載っていたとされている。今回の動きは、そうした伏線の回収とも言えるだろう。

リバプールやアーセナルも争奪戦に参戦か

しかしながら、トッテナムにとってこの獲得レースは決して容易なものではない。というのも、同選手にはプレミアリーグの強豪クラブも熱視線を送っており、中でもリバプールの動向が注目されている。

英『TeamTalk』フレイザー・フレッチャー記者によれば、リバプールはシモンズ側とすでに接触を試みており、選手もその交渉に前向きな姿勢を見せているという。アーセナルもまた、定期的にタイトル争いを演じる存在として選手にとって魅力的な選択肢だ。

チャンピオンズリーグ出場権を手にしたとはいえ、国内リーグでは降格圏付近のトッテナムが、そうしたクラブを差し置いて獲得にこぎつけるには、金銭面・プロジェクトの魅力・出場機会といった総合的な説得力が求められるだろう。

シャビ・シモンズは今夏の移籍市場で目玉となる逸材であり、その動向は各国メディアが注目するところ。トッテナムが本気で獲得を目指すならば、他クラブに先んじて具体的なアプローチを開始する必要がある。

果たして、スパーズは「夢」のターゲットを現実のものにできるのか。そしてリバプールやアーセナルといった競争相手を出し抜くことができるのか。