サンダーランド、プレミア復帰とともに大胆補強へ!アクセル・ディサシにローン移籍で接触か

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ウナイ・エメリ体制下で評価急上昇、アクセル・ディサシ…アストン・ヴィラ完全移籍へ前進か? Aston Villa

長らく続いた低迷期を経て、サンダーランドが再びイングランド最高峰の舞台に姿を現した。チャンピオンシップのプレーオフでコヴェントリー・シティとシェフィールド・ユナイテッドを連破し、ブラック・キャッツは栄光のプレミアリーグへの復帰を果たした。しかし、昇格はゴールではなくスタート。プレミア残留、あるいはそれ以上を狙うには、質の高い戦力の上積みが欠かせない。

クラブが最優先とするのは守備の強化。複数のディフェンダーがリストアップされる中で、新たに浮上した名前がある。チェルシーに所属するフランス代表DFアクセル・ディサシだ。

英『Sunderland Echo』によると、クラブは現在27歳のセンターバックに強い関心を示しており、完全移籍ではなくローンでの獲得を検討しているようだ。チェルシーとの契約は2029年まで残っており、クラブ側が放出に難色を示す可能性もあるが、昨季のアストン・ヴィラへのローン移籍を踏まえれば、再び貸し出しに応じる余地はあると見られている。

ディサシは昨シーズン、アストン・ヴィラでプレミアリーグ13試合に出場。ヨーロッパではチャンピオンズリーグのピッチにも立った。だが、チェルシー加入当初に期待されたパフォーマンスには届かず、レギュラーの座を確保するには至らなかった。

とはいえ、その才能が色褪せたわけではない。モナコ時代にはリーグ・アンを代表する若手DFの一人と評され、チェルシーは彼に約7500万ユーロを支払って獲得している。

アストン・ヴィラへの再ローンの噂も根強く、サンダーランドがこの競争に割って入るのは簡単なことではない。それでも、定位置を確保できる可能性と、再起を期す選手のモチベーションが合致すれば、ブラック・キャッツへの移籍は十分現実的な選択肢となる。

サンダーランドはプレミアリーグでの生き残りをかけて、大胆な補強に乗り出している。キャメロン・カーター=ヴィッカースやジョー・ゴメスといった経験豊富な選手たちとのリンクも報じられており、その本気度は並々ならぬものがある。

ディサシのような選手をローンで獲得できれば、クラブにとっては大きな戦力アップとなる。守備の軸としてシーズンを戦い抜く準備が整えば、昇格組という立場を超えて、プレミア中位以上を目指す現実的な土台が築かれるだろう。

今夏の移籍市場はまだ序盤戦に過ぎないが、サンダーランドの動きは早くも注目を集めている。アクセル・ディサシの去就がこの新興クラブの野心を物語っているのは間違いない。