プレミア昇格組の本気度を示すリーズ・ユナイテッド、アビブ・ディアッラ再獲得へ前進か

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プレミア昇格組の本気度を示すリーズ・ユナイテッド、アビブ・ディアッラ再獲得へ前進か Leeds United

チャンピオンシップで圧倒的な100ポイントを記録し、1年でのプレミアリーグ復帰を決めたリーズ・ユナイテッド。クラブはすでに来季を見据え、大規模なチーム強化に着手している。

ダニエル・ファルケ監督の下、上位定着を視野に入れた補強が加速する中、注目を集めているのがフランス・リーグアンのストラスブールに所属するMFアビブ・ディアッラの去就。

リーズはこの夏の移籍市場で、すでにドイツ代表FWルーカス・ヌメチャやスロベニア代表DFヤカ・ビヨルといった実力者の獲得に成功。しかし、それで満足するようなクラブではない。イングランドメディア『Africa Foot』の報道によれば、リーズはストラスブールの中盤を支える21歳のディアッラに対し、再び正式オファーを提示したようだ。

今年5月には2190万ポンドの初回オファーを提示し、これはストラスブール側に拒否されていた。その後、フランスクラブは最低2500万ポンドを要求していたが、リーズは条件を見直し、2380万ポンドに増額して再アプローチを試みた模様だ。

本人もすでにプレミアリーグでのプレーに強い関心を持っており、クラブ側にはこの夏の移籍を望んでいる意向を伝えている。代理人も各クラブに対してその意思を示しており、リーズとの交渉が成立すれば、移籍は現実味を帯びてくる。

昨季のディアッラはリーグアンで30試合に出場し4得点5アシストを記録。総プレー時間は2357分に達し、若手ながらもチームのキーマンとして機能していた。攻守両面での貢献が際立っており、リーズの中盤に新たなダイナミズムをもたらす存在と見られている。

ディアッラに加え、クラブは前線の補強にも余念がない。フルアム所属のストライカー、ロドリゴ・ムニスにも再び触手を伸ばしている。以前にもオファーを提示していたが、これは一度拒否されていた。しかし、ヨエル・ピルーと新戦力を競わせるためにも、ムニスのようなタイプのストライカーは不可欠との判断だ。

1年でのプレミア復帰を果たしながらも、その勢いに甘んじることなく、攻守両面で本格的な補強を進めるリーズ・ユナイテッド。アビブ・ディアッラを中心とした中盤の刷新に加え、ムニスら前線のターゲットもリストアップすることで、ファルケ体制におけるプレミア残留のための土台作りが着実に進行している。

昨季チャンピオンシップで圧巻の内容を見せたチームが、今季プレミアでどこまでやれるのか。戦力強化に本気で取り組むクラブの姿勢は、サポーターにとっても希望そのものだろう。