アーセナル、今夏の最注目補強候補にドルトムントのカリム・アデイェミが浮上か!?

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アーセナル、今夏の最注目補強候補にドルトムントのカリム・アデイェミが浮上か!? Arsenal

ミケル・アルテタ率いるアーセナルが、2025年夏の移籍市場でサイド攻撃の強化に向けて本格的に動き始めている。すでにフロントスリーの新戦力を探す動きが水面下で加速しており、ボルシア・ドルトムントに所属するドイツ代表FWカリム・アデイェミの名前が新たに浮上した。

西『Fichajes』によれば、アデイェミはアーセナルが注目するワイドアタッカーの中でも有力候補としてリスト入りしており、その多様性と機動力がアルテタ監督の戦術にフィットする可能性があると報じている。主に右サイドを主戦場とするが、左ウィングでも遜色なくプレーできる点が評価されており、アーセナルにとっては柔軟性のある即戦力候補として期待されている。

ボルシア・ドルトムント側も放出に対して完全に拒否の姿勢ではなく、条件次第では売却に応じる構えを見せているとされ、今後の交渉次第では移籍成立の可能性が十分に残されている。昨シーズンのアデイェミは公式戦でゴール・アシストの両方で21もの得点に絡むものの、シーズンを通しての安定感に課題を残したと評価されており、その点が価格交渉に影響を与える可能性もある。

レアル・マドリードFWロドリゴが本命視される中で浮上するアデイェミ案

アーセナルが今夏最優先ターゲットとして狙うのは、レアル・マドリードに所属するブラジル代表ロドリゴであることは周知の事実。しかしながら、レアル側はロドリゴの放出には慎重な姿勢を崩していない。

そのため、アーセナルはロドリゴの交渉が長期化することを想定し、現実的なバックアップとしてアデイェミの名前をリストアップしたとみられている。実際にアーセナルは、アデイェミ獲得に向けて準備を進めており、同じく関心を示しているニューカッスル・ユナイテッドとの争奪戦に発展する可能性もある。

また、アルテタ監督は左サイドの攻撃力強化を今夏の最重要課題と位置づけており、ガブリエル・マルティネッリとレアンドロ・トロサールの不安定なパフォーマンスに終止符を打つ意図が見て取れる。単なる突破力に長けたウィンガーではなく、中央へのカットインやプレッシングにも貢献できる選手像が求められており、アデイェミはその条件を満たす数少ない選手の一人だ。

加えて、アーセナルはクリスタル・パレスのエベレチ・エゼやアストン・ヴィラのモーガン・ロジャーズにも関心を寄せており、攻撃ユニットの選手層を厚くするための布石として動きを見せている。

一方で、当初候補に挙がっていたアスレティック・ビルバオのニコ・ウィリアムズはバルセロナ行きが濃厚となったことで、現時点ではリストから除外された模様だ。

アルテタ監督が狙う理想の「フロントスリー」実現に向けて、カリム・アデイェミがその中核となるのか。プレミアリーグの強豪がどの選択を下すのかに注目が集まる。