マルク・グエイがアンフィールドに…リバプールが争奪戦でポールポジションに立つ?

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マルク・グエイがアンフィールドに…リバプールが争奪戦でポールポジションに立つ? Liverpool

プレミアリーグ王者リバプールが、この夏も止まることを知らない。アルネ・スロット監督の下で新たな時代に舵を切ったクラブは、すでにおよそ2億ポンドを投じて5選手を獲得しており、その勢いはなおも加速している。

ミロシュ・ケルケズ、ジェレミー・フリンポン、フロリアン・ヴィルツら即戦力を次々と獲得してきたリバプールだが、守備陣のさらなる強化にも本腰を入れている。クリスタル・パレスに所属するイングランド代表CBマルク・グエイが次なるターゲットとして噂されている。

クリスタル・パレスは、契約が残り1年となるグエイを今夏中に売却したい意向を持っており、すでに移籍金の引き下げを容認している模様。英『The Mirror』によると、リバプールはこの交渉で最有力の立場にあるとされ、今後24時間以内に関係者間の話し合いが行われる見通しのようだ。

リバプールは、グエイに4000万ポンド超の移籍金を支払う準備を整えているとされる。なお、この移籍にはチェルシーがパレスに売却した際に設定した20%の転売条項が影響を及ぼしているとみられており、クラブ間の駆け引きも続いているようだ。

ただし、グエイ側は出場機会に関する懸念を抱えていると報じられており、アンフィールドでのレギュラー争いが移籍の障壁になる可能性もある。また、ロンドン市内の他クラブへの移籍を希望しているという情報もあるだけに、最終的な決断が下されるまでは予断を許さない。

イブラヒマ・コナテの去就が影響するか

イングランド代表のセンターバックへの関心が高まる背景には、フランス代表DFイブラヒマ・コナテとの契約更新が難航している現状がある。選手側は固定給の大幅アップを求める一方、クラブ側はボーナスを上乗せする形で給与をアップを提示していると見られ、両者間でのズレが生じている。

それに追い討ちをかけるように、若手DFジャレル・クアンサーがバイエル・レバークーゼンに完全移籍。センターバック陣の枚数が足りないこともあって、いますぐにでもレギュラーを張れる選手を求めている。

プレミアリーグでも実績十分で、フィルジル・ファンダイクの相棒としても実力を備えている。コナテが残留する場合にはスタメン争いは避けられない。プレー時間が確約されない中で、アンフィールド行きを選択するかは未知数だ。

はたして、マルク・グエイがリバプール移籍を飾るのか、もしくは別のクラブに移籍するのか、はたまたクリスタル・パレスに残留するのだろうか。