イタリア代表MFダヴィデ・フラッテージを巡って、マンチェスター・ユナイテッドとトッテナムとの争奪戦が勃発?

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イタリア代表MFダヴィデ・フラッテージを巡って、マンチェスター・ユナイテッドとトッテナムとの争奪戦が勃発? Manchester United

インテル・ミラノに所属するダヴィデ・フラッテージを巡って争奪戦の火蓋が切られた。イタリア代表にも名を連ねる25歳のミッドフィルダーには、マンチェスター・ユナイテッドとトッテナム・ホットスパーという2つのプレミア勢が強い関心を示していると、英『Caught Offside』が伝えた。

2023-24シーズンにインテル・ミラノにレンタル移籍し、完全移籍した昨季は47試合で7ゴール2アシストを記録したものの、控えに甘んじる機会が多く、出場時間の確保に苦しんだ。

その影響もあってか、クラブ側は売却に前向きな姿勢を見せており、当初5000万ユーロとされていた移籍金は現在3500万ユーロ前後にまで下落。この価格帯が各クラブの興味を一気に引き寄せる結果となっている。

マンチェスター・ユナイテッドとトッテナムが本格調査!

マンチェスター・ユナイテッドはすでにインテル・ミラノと接触し、フラッテージに関する詳細情報を問い合わせたという。今夏はブレントフォードのブライアン・ムベウモを最優先ターゲットとしつつも、中盤の再構築も視野に入れており、特にカゼミーロやマヌエル・ウガルテに満足していない現状が、補強の必要性を後押ししている。

ルベン・アモリム新監督は、ファビアン・ルイスらと並んでフラッテージを「試合のリズムをコントロールできる」存在として評価しており、プレミアのテンポに対応できる中盤の柱を探し続けている。

一方で、ライバルとなるトッテナム・ホットスパーも強い関心を持っており、関心は今年2月時点ですでに報じられていた。ビスマの放出や中盤の再編を計画するクラブにとって、フラッテージはまさに理想的な補強候補の一人。チャンピオンズリーグ復帰を果たす今シーズン、欧州最高峰の舞台が移籍の決断に少なからず影響を与える可能性もある。

現時点では、両クラブとも正式なオファーには至っておらず、本人もインテル残留を含めて熟考している段階とされる。それでも出場機会を渇望するフラッテージにとって、今回の夏はキャリアを大きく左右する重要な岐路となることは間違いない。

新天地を求めてイタリアを離れるのか、それとも引き続きセリエAで戦い続けるのか。