ニューカッスル、レオナルド・バレルディ獲得に本腰!デ・ゼルビ体制で成長したアルゼンチン代表DFに注目

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ニューカッスル、レオナルド・バレルディ獲得に本腰!デ・ゼルビ体制で成長したアルゼンチン代表DFに注目 Newcastle United

2025年夏の移籍市場が本格化する中、プレミアリーグの中堅から強豪への飛躍を目指すニューカッスル・ユナイテッドが、次なる補強ターゲットとしてレオナルド・バレルディの名前を挙げた。英『Daily Mail』によると、ニューカッスルはマルセイユに所属するアルゼンチン代表センターバックの獲得に向けて本格的な動きを開始しており、移籍金は約3500万ポンドが見込まれている。

現在26歳のバレルディは、ロベルト・デ・ゼルビ監督のもとでプレーの幅を広げ、ビルドアップ能力と空中戦での強さを兼ね備えたモダンなセンターバックへと成長した。過去にはユヴェントスが関心を示したこともあるが、財政的な事情から移籍は実現せず、今回のニューカッスルの動きが初めて現実味を帯びたオファーとされる。

ニューカッスルがバレルディをリストアップした背景には、リヴァプールがマルク・グエイ(クリスタル・パレス)やヨレル・ハト(アヤックス)といった同ポジションの選手との交渉を進めている現状がある。リヴァプールの動向次第でバレルディに注目が集まる可能性が高く、獲得レースは時間との勝負となる。

加えて、バレルディのプレースタイルは、ニューカッスルが求めるディフェンスラインの再構築にフィットする。パス成功率の高さ、試合を通じて安定したポジショニング、そして対人守備の安定感は、過密日程のプレミアリーグにおいて大きな武器となる。

一方で、マルセイユ側は主力放出に慎重な姿勢を崩しておらず、移籍交渉が一筋縄ではいかないことも予想される。PSR(収益性と持続可能性の規則)を意識しつつ強化を図るニューカッスルにとって、コストと将来性のバランスを取る上でバレルディは最適な補強候補となる可能性がある。

ニューカッスルは同時に、ノッティンガム・フォレストのアンソニー・エランガや、ウェストハムのモハメド・クドゥスにも興味を示しており、野心的な補強戦略を複数のポジションで同時進行させている状況だ。その中でも、守備の柱としてバレルディを加えることができれば、来季の欧州カップ戦出場権争いにも大きな追い風となるだろう。