トッテナムが万能型ミッドフィールダー獲得へ加速…ジェイコブ・ラムジーに正式接近か?

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トッテナムが万能型ミッドフィールダー獲得へ加速…ジェイコブ・ラムジーに正式接近か? Tottenham Hotspur

プレミアリーグの夏の移籍市場が活気を帯びる中、トッテナム・ホットスパーがアストン・ヴィラに所属するイングランド人MF、ジェイコブ・ラムジーの獲得に向けて動きを本格化させている。24歳の才能あるミッドフィールダーに対して、すでにクラブ間で交渉が始まっていると、英『Football Insider』が伝えた。

ラムジーは昨季、負傷の影響もありプレミアリーグではわずか19試合の先発出場にとどまった。だが、その短い出場時間の中でも4ゴール5アシストを記録し、攻守において高いインパクトを残している。かつて指導を受けたスティーブン・ジェラードも将来的にトッププレーヤーになると語っており、国内外での評価は依然として高い。

トッテナムは中盤の創造性不足に直面しており、ジェームズ・マディソンのパフォーマンスが安定しないこともあって、新たな選択肢を模索している状況だ。そうした中、ラムジーのような攻撃に厚みを加えられる選手の獲得は、クラブの戦術的柔軟性を広げるうえでも貴重な戦力となる。

多才なラムジーは理想的な補強ターゲットになり得るか

ラムジーはトップ下に加え、サイドでもプレー可能な万能型ミッドフィールダーであり、トッテナムが求める創造性、テクニック、そして推進力を兼ね備えた存在だ。中央でのプレーはもちろん、左サイドからカットインしての得点も狙えるなど、その柔軟性は大きな武器となる。

トーマス・フランク監督はかねてからラムジーを高く評価しており、スカウト陣も継続的に視察を行ってきたという。また、元プレミアリーグのスカウトであるミック・ブラウン氏は、すでにクラブが代理人と具体的な話し合いを進めていると述べており、クラブ側の本気度がうかがえる。

アストン・ヴィラは彼を中心選手と見なしておらず、適切な条件が提示されれば放出に応じる姿勢を示している。トッテナムにとってはまさに絶好のタイミングだ。来季チャンピオンズリーグに出場するチームにおいて、将来的な成長が期待できる若手の補強は、短期と長期の両面で大きなリターンを生む可能性がある。

トッテナムはジェイコブ・ラムジーを北ロンドンに迎え入れることができるか。その動きには継続的に注目が集まるだろう。