クリスティアン・ロメロ巡る争奪戦にマドリード勢が参戦!トッテナムは移籍金7000万ユーロを要求

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クリスティアン・ロメロ巡る争奪戦にマドリード勢が参戦!トッテナムは移籍金7000万ユーロを要求 Tottenham Hotspur

2025年夏の移籍市場で注目を集めるセンターバック、クリスティアン・ロメロ。トッテナム・ホットスパーに所属するアルゼンチン代表DFは、ラ・リーガを代表する2クラブ、レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードからの関心を集めている。

27歳のロメロは昨季、ハムストリング負傷などで長期的な離脱を経験するも、最終ラインに欠かせない存在として、プレミアリーグで堅実なパフォーマンスを披露。

トッテナムがヨーロッパリーグを制する過程でもディフェンスの柱として貢献し、その存在感は揺るぎない。プレミアリーグ屈指のアグレッシブな守備者として評価される彼に対し、両マドリードは守備強化の切り札として高い関心を寄せている。

だが、交渉の行方を左右するのは金額面だ。英『CaughtOffside』によると、トッテナムはロメロの移籍金として7000万ユーロを設定しており、これは両クラブにとって簡単に手が出せる額ではないとされる。特にアトレティコは、クラブ内部の評価額が提示額の半分程度に留まっており、ギャップは大きいという。

そのため、アトレティコ側はミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOの主導で、トッテナムのダニエル・レヴィ会長との直接交渉を検討中だ。一方でレアル・マドリードは以前からロメロをリストアップしており、ここに来てより具体的な動きを見せる可能性が高まっている。

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ロメロ本人は現在のトッテナムでの立場に満足しているものの、レアル・マドリードから正式なオファーが届けば、移籍を検討する意向もあるという。

これに対してトッテナムは、チャンピオンズリーグ出場を控える来季に向けて守備の中核を簡単に手放すつもりはない。クラブはロメロをチームのプロジェクトの中心に据えており、現在は年俸アップを含む新たな長期契約の提示を準備していると報じられている。

一方で、選手の意思が移籍市場において大きな影響力を持つのも事実。ロメロがスペイン行きを視野に入れた場合、マドリードのどちらかのクラブがトッテナムの要求額に歩み寄る可能性は否定できない。今後、クラブ間での交渉が本格化するかどうかが焦点となる。

現在のところ、正式なオファーはまだ提示されていないが、トッテナム、レアル、アトレティコの三者が静かに駆け引きを進めている状況。果たして、守備の要のアルゼンチン人DFがチームを去る展開はあり得るのだろうか。