マテオ・ゲンドゥージ争奪戦がヒートアップ?ニューカッスルとアストン・ヴィラが獲得レースをリードか

スポンサーリンク
ゲンドゥージがイングランド復帰へ?昇格組サンダーランドが接触開始か Aston Villa

今夏の移籍市場を目前に控え、注目の的となっているフランス人MFマテオ・ゲンドゥージ。現在ラツィオに所属する27歳は、かつてアーセナルでもプレーした経験を持つ実力者だ。その彼に対し、プレミアリーグで急成長を遂げているニューカッスルとアストン・ヴィラが本格的な動きを見せている。

伊『Corriere della Serra』が報じたところによれば、両クラブはゲンドゥージの契約に盛り込まれている移籍条項、5000万ユーロを支払う意向があるとされ、交渉のテーブルに着く準備を進めているようだ。ラツィオ側も同金額での放出には前向きと見られている。

中盤のキーマンとして、プレミア復帰は現実味を帯びるか

ゲンドゥージはその豊富な運動量とボール奪取能力に加え、攻撃参加にも積極的なボックス・トゥ・ボックス型のミッドフィルダーとして評価が高い。セリエAではラツィオの主力として出場を重ねており、イタリアでのプレー経験が彼の戦術理解と成熟度をさらに高めたことは間違いない。

かつてアーセナル時代には、その若さゆえの粗さも見られたが、現在では試合をコントロールする冷静さも身につけており、プレミアリーグ復帰に際しては、かつての課題を乗り越えた姿が期待されている。

ニューカッスルは欧州カップ戦での戦いを見据えて中盤の強化に取り組んでおり、ゲンドゥージのような経験豊富な選手は理想的な補強対象と言える。

一方、ウナイ・エメリ率いるアストン・ヴィラも、プレミアリーグ上位定着を目指す中で、中盤の層を厚くする必要があるとされており、両クラブの思惑が交錯している。

アーセナル、マルセイユ、そしてラツィオを経て、トップレベルでの経験を積んできたゲンドゥージ。彼の加入はチームのバランスを劇的に改善させる可能性を秘めており、移籍が実現すればプレミアリーグ全体の勢力図にも影響を与えるだろう。

果たして今夏、ゲンドゥージはプレミアリーグの舞台に再び姿を現すのか。