リーズ・ユナイテッド、正守護神ペッリ獲得に迫る…移籍金は2000万ポンドに到達か

スポンサーリンク
リーズ・ユナイテッド、正守護神ペッリ獲得に迫る…移籍金は2000万ポンドに到達か Leeds United

イラン代表GKイラン・メリエの退団が現実味を帯びる中、リーズ・ユナイテッドが新たな守護神の獲得に動いている。ダニエル・ファルケ率いるチームは、かねてからリストアップしていたオリンピック・リヨンのゴールキーパー、ルーカス・ペッリに照準を定め、交渉は最終局面に入ったと見られている。

ペッリは現在27歳。かつてプレミアリーグのクリスタル・パレスに在籍した経験を持ち、近年はブラジル代表にも度々招集されている実力者だ。今夏の移籍市場で注目を集めており、仏『L’Equipe』によれば、彼の移籍は数日中にも決着を迎える見込み。オリンピック・リヨンとクラブ間の交渉は順調に進んでおり、移籍金は2300万ユーロにも達するようだ。

一時はモナコやサウジアラビアのネオムSCといったクラブも関心を示していたものの、現時点でペッリに対して明確な獲得姿勢を見せているのはリーズ・ユナイテッドのみ。他クラブが静観する中で、イングランド復帰を望むペッリにとってリーズは理想的な選択肢となりつつある。

プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドでの正守護神就任なるか

2018-19シーズン、若干21歳でクリスタル・パレスにローン加入したものの、当時は公式戦に出場する機会を得られなかった。それでも、当時の指揮官ロイ・ホジソンはそのポテンシャルを高く評価していた。

それ以降、ペッリは国内外のクラブで着実にキャリアを積み、現在ではヨーロッパでも屈指のセービング能力を誇るGKとして知られるようになった。リヨンではチームの守備を支え、安定感あるパフォーマンスで多くの勝点をもたらしてきた。

そんな彼がリーズに加入すれば、守備陣全体の再構築を進めるクラブにとって大きな補強となるだろう。プレミアリーグでの定着を目指す上で、ペッリの存在は心強い。現時点では、背番号に関する要望も叶えられる状況にあり、個人条件面でもクラブ側が配慮を見せているとされる。

当初、リーズはペッリ獲得に1280万ポンドの提示を検討していたが、オリンピック・リヨン側は評価額を引き上げており、交渉の鍵は今後のボーナス条項や分割払いの条件にかかっている。

サッカージャーナリストのグレアム・ベイリー氏は一時「リーズが獲得に至る可能性は低い」と見ていたが、現状はその予想を覆す展開となっている。

今後数日以内に移籍が成立すれば、リーズ・ユナイテッドにとってはこの夏最も価値ある補強となる可能性がある。プレミアリーグ復帰へ向け、最後のピースを埋めるタイミングが、いよいよ目前に迫っている。