ルイス・ディアスがバルセロナ移籍を熱望?ニコ・ウィリアムズ延長で動き加速か

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リバプール、ルイス・ディアス退団に備えリヨンの快速アタッカー獲得を画策か!? Liverpool

リバプールで輝きを放つコロンビア代表ウインガー、ルイス・ディアスが、ラ・リーガの名門バルセロナへの移籍を強く希望していると報じられている。西『Mundo Deportivo』の報道を受け、欧州中で注目が集まり始めている。

ディアスはかねてからスペインでのプレーに関心を持っていたとされるが、今回の報道では、移籍をクラブ側に直接伝える意思があると伝えられており、状況は一気に現実味を帯びてきた。

バルセロナ側もこの動きに呼応するかのように、ディアスの獲得へ前向きな姿勢を見せている。特にスピードとドリブルを武器に相手守備陣を切り裂くプレースタイルは、シャビ率いるチームにとって大きな戦力強化となる見込みだ。

ニコ・ウィリアムズの契約延長が交渉を後押しか

バルセロナがディアス獲得へ本格的に動く背景には、アスレティック・ビルバオ所属のニコ・ウィリアムズの存在があった。クラブは今夏、ウィリアムズ獲得に向けて調査を進めていたが、選手本人がビルバオとの長期契約延長に合意したことで、このプランは頓挫。

この決定がウィリアムズとの交渉を“狂わせた”とされ、代替案として急浮上したのがリバプール所属のディアスだった。左ウイングを主戦場とする点や年齢、国際経験を含め、バルセロナの補強方針に合致している。

代理人サイドもすでにリバプールと非公式な接触を始めているとの情報もあり、水面下で移籍交渉が進行している可能性がある。

一方、ディアスの退団が現実のものとなれば、リバプールにとっては大きな痛手だ。ユルゲン・クロップ体制下で躍動し、フィルミーノやマネの穴を埋める形でチームの攻撃を支えてきた。ディアスの放出は、アルネ・スロット監督にとって戦力構築の再考を迫られる展開となるだろう。

また、昨今の移籍市場では即戦力のウインガーを確保するためには多額の移籍金が必要となることもあり、クラブとしても今後の補強戦略に影響を及ぼすのは避けられない。

一方で、長年にわたり財政問題に直面してきたバルセロナにとって、ディアスの加入はラ・リーガ制覇や欧州制覇を狙う上で、起爆剤となる可能性を秘める。若手主体のチームに経験豊富な戦力が加われば、戦術的にも心理的にも大きなプラスとなる。

リバプールがディアス慰留に動くのか、それとも移籍金を最大限に引き出すビジネスに舵を切るのか。バルセロナが財政的制約を乗り越え、どこまで本気で獲得に乗り出すのか注目だ。