ヴァニャ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチに熱視線!リーズとマンチェスター・ユナイテッドが争奪戦へ

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ヴァニャ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチに熱視線!リーズとマンチェスター・ユナイテッドが争奪戦へ Leeds United

トリノの正守護神ヴァンヤ・ミリンコビッチ=サヴィッチの名前が今夏の移籍市場において、盛り上がりを見せている。伊太『CalcioNapoli24』チーロ・ヴェネラート記者によれば、現在このセルビア代表GKに対し、プレミアリーグの複数クラブが強い関心を寄せており、なかでもリーズ・ユナイテッドとマンチェスター・ユナイテッドが主導権争いを繰り広げているという。

セリエA屈指の28歳GKがプレミアリーグ移籍を検討中か

1997年生まれのミリンコビッチ=サヴィッチは、長身を活かした空中戦の強さと、セービング能力の高さを武器に、トリノで不動の地位を築いてきた。2023-24シーズンではクリーンシート数でリーグ上位に食い込む活躍を見せ、イタリア国内のみならず欧州各国のスカウトからも注目を集めていた。

リーズ・ユナイテッドはこの夏の昇格を機に戦力の大幅強化を狙っており、守備の再構築は最優先課題の一つ。ミリンコビッチ=サヴィッチに設定されている2100万ユーロのリリース条項を行使する可能性があると報じられており、すでに内部では獲得に向けた準備が進められているようだ。

一方で、マンチェスター・ユナイテッドも黙ってはいない。アンドレ・オナナのパフォーマンスが安定しない中、新たな守護神の獲得を視野に入れており、プレミアリーグで即戦力となりうるGKとしてミリンコビッチ=サヴィッチの名をリストアップしている。ユナイテッドにとっては、補強と同時にライバルクラブへの流出阻止という側面もある。

さらには、セリエAの強豪ナポリも興味を示しており、同リーグ内での移籍の可能性も完全には排除できない。ナポリはすでにアレックス・メレトの後継者を探しており、国内で実績のあるミリンコビッチ=サヴィッチは理想的な選択肢となり得る。

リリース条項が明文化されていることで、交渉は比較的明確だ。問題は、どのクラブが2100万ユーロという金額を躊躇なく支払うか、そして選手自身がどのプロジェクトを最も魅力的と捉えるかにかかっている。

今夏のマーケットにおいて、ヴァンヤ・ミリンコビッチ=サヴィッチの動向は、GK市場のキープレイヤーとなるだろう。