クインテン・ティンバー争奪戦に新展開!インテル・ミラノが本格参戦で、ユナイテッドやニューカッスルと競合か

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クインテン・ティンバー争奪戦に新展開!インテル・ミラノが本格参戦で、ユナイテッドやニューカッスルと競合か Manchester United

昨季惜しくもセリエA王者の座を逃したインテル・ミラノが新たなターゲットとしてフェイエノールト所属のクインテン・ティンバーに関心を示している。英『TEAMtalk』が報じたところによれば、インテルはすでにティンバーのプロフィールを詳細に評価しており、獲得候補としてリストアップしているようだ。

ティンバーを巡っては、以前からマンチェスター・ユナイテッドやニューカッスル・ユナイテッドが熱視線を送っていたが、インテルの参戦によって状況は一変。イングランド勢との熾烈な争奪戦が現実味を帯びてきた。

セリエAかプレミアか、兄の後を追うか新たな道を切り拓くか

1998年生まれのクインテン・ティンバーは、双子の兄ユリエン・ティンバーとともにアヤックスのアカデミーで育った実力派。兄は2023年にアーセナルへ移籍し、すでにプレミアリーグでの地位を確立している。一方で、クインテンは現在フェイエノールトの中盤を支える存在となっており、クラブのキャプテンも務めている。

プレミアリーグで兄と同じ舞台に立つ可能性は十分あるが、インテルのアプローチはそのキャリアに新たな選択肢をもたらした。中盤の刷新を急ぐクリスティアン・キヴ監督にとって、ティンバーは攻守にバランスの取れた理想的なピースと見なされている。

実際、インテルはこれまでアタランタ所属のエデルソンにも関心を寄せていたが、アタランタ側が設定した高額な移籍金がネックとなり、交渉は停滞。そんな中でティンバーが現実的なターゲットとして急浮上した格好だ。

注目すべきは、ティンバーが現在フェイエノールトとの契約最終年を迎えている点。契約延長交渉は続いているものの、クラブとしてはフリートランスファーを避けたい思惑もあり、比較的安価な移籍金での放出に踏み切る可能性も出てきた。

インテルのファンからは「彼を今すぐ獲得すべき」「エデルソンよりコスパが良い」といった声も上がっており、ボックス・トゥ・ボックス型ミッドフィルダーとしての資質を高く評価する向きもある。

特にバレッラと併用できる選手として注目が集まっており、運動量と戦術理解力に長けたティンバーの加入が中盤の層を厚くするという見方が強まっている。

現時点ではインテルが先行しているとも報じられているが、マンチェスター・ユナイテッドやニューカッスルがこのまま黙っているとも考えにくい。争奪戦の行方は依然として不透明だが、今夏の移籍市場における注目銘柄であることは間違いない。