サンチョとヴラホヴィッチのスワップ案が浮上?マンチェスター・ユナイテッドとユヴェントスが交渉開始か

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サンチョとヴラホヴィッチのスワップ案が浮上?マンチェスター・ユナイテッドとユヴェントスが交渉開始か Chelsea

今夏の移籍市場で新たな話題を呼んでいるのが、マンチェスター・ユナイテッドとユヴェントスの間で進行中とされるスワップディールだ。英『CaughtOffside』によれば、ユナイテッドはユヴェントスのストライカー、ドゥシャン・ヴラホヴィッチ獲得に向けて、ジェイドン・サンチョを交渉材料として提示し、クラブ間での接触を始めたそうだ。

この取引はまだ初期段階にあるとされるが、両クラブにとってのメリットが多いことから注目を集めている。ユヴェントスは以前からジェイドン・サンチョに関心を寄せており、選手本人も現在のマンチェスターでの立場に不満を抱えている。ルベン・アモリム監督の構想外とされるサンチョにとって、環境を変える絶好の機会になる可能性がある。

一方、ヴラホヴィッチは2022年にフィオレンティーナから加入して以来、ユヴェントスの主力として活躍してきたが、高額な給与がクラブの財政を圧迫しているという事情もある。報道によれば、現在の週給は31万5,000ポンドに達しており、ユヴェントスは人件費の削減を目指している。

プレミア復帰に向けた鍵を握るヴラホヴィッチの動向

2024/25シーズン、ヴラホヴィッチは公式戦44試合で17ゴール5アシストを記録し、パフォーマンスの安定感が増している。セリエAに限れば、29試合で10ゴール4アシスト、プレー時間は1,784分に達し、8回のゴール創造アクションも達成している。前線での貢献度は着実に向上しており、ユナイテッドがターゲットに据えるのも不思議ではない。

一方、ユヴェントス側もすでにリールからジョナサン・デイヴィッドをフリートランスファーで獲得しており、ヴラホヴィッチ放出の準備を整えているとされる。

ヴラホヴィッチにはニューカッスル、トッテナム・ホットスパー、アストン・ヴィラ、ノッティンガム・フォレストなどのプレミア勢が興味を示しているが、本人はサウジアラビアからの誘いを断り、欧州でのキャリア継続を望んでいると伝えられている。

ユナイテッドにとっても、攻撃陣の刷新は急務だ。クラブはすでにマテウス・クーニャを獲得し、ブレントフォードのブライアン・ムベウモとの交渉も進めている。

高給を受け取るサンチョ、マーカス・ラッシュフォード、アレハンドロ・ガルナチョらの一部を放出しつつ、チームバランスの最適化を図ろうとしている。ヴラホヴィッチとのスワップ案は、その戦略の一環として極めて理にかなっている。

現時点で交渉は始まったばかりだが、実現すればプレミアリーグとセリエAの両クラブにとって、大きな転換点となる可能性を秘めている。ヴラホヴィッチがオールド・トラッフォードに降り立つ日は、果たして訪れるのか。