アーセナル、攻撃陣の大型補強が加速!ノニ・マドゥエケ獲得もロドリゴに照準

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レアル・マドリードのロドリゴに争奪戦勃発!アーセナル、シティ、チェルシー、リバプールらが熱視線 Arsenal

移籍市場が本格化する中、アーセナルがその存在感をいよいよ強めている。昨季まで3年連続でプレミアリーグ2位に甘んじてきたクラブにとって、今夏は勝負のオフシーズンとも言えるタイミングだ。ミケル・アルテタ監督の下、エミレーツ・スタジアムでは本気度の高い補強戦略が着々と進行している。

すでに守備と中盤では実績ある顔ぶれを次々と確保。レアル・マドリードからケパ・アリサバラガ、ソシエダのマルティン・スビメンディ、さらにブレントフォードのクリスティアン・ノアゴールを加え、戦術の土台を固めつつある。

そして、最重要課題と目されていた攻撃陣の刷新において、アーセナルは第一歩を踏み出した。ロンドンのライバルであるチェルシーからノニ・マドゥエケを獲得。移籍金は約5200万ポンドとされており、すでに交渉は完了済みだと、ファブリツィオ・ロマーノ氏が英『GIVEMESPORT』のニュースレターで伝えている。

この21歳のウインガーは、高いスピードとカットインからの得点力が魅力で、アルテタ監督が求めるアグレッシブな前線構成に新たな選択肢を加える存在になる。マルティネッリやサカとのポジション争いにも注目が集まる。

ロドリゴは「夢のターゲット」アーセナルは可能性を探り続ける

しかし、マドゥエケの獲得で満足する様子はない。アーセナルが本気で追い続けるのは、レアル・マドリードに所属するブラジル代表ロドリゴだ。クラブにとって“夢のターゲット”とされるこの23歳について、ロマーノ氏はマドゥエケとの契約が成立した後も、関心が続いていることを明かしている。

ロドリゴに関する交渉は、現時点でレアル・マドリード側と公式には行われていない。それでもアーセナルは、彼の将来がどうなるのか、シャビ・アロンソ新監督との話し合いの行方をモニタリングしている。

2024/25シーズンのロドリゴは、ラ・リーガで30試合に出場し6ゴール5アシストを記録。ゴールに直結するアクションは9回、出場時間は1,928分に達しており、攻撃的選手としての影響力は数字にも表れている。

移籍の可能性が現実味を帯びる場合、ロドリゴ自身はプレミアリーグ移籍を優先する意向を持っているという。アーセナルは常にこの動きを見逃さず、タイミングを見てオファーを提示する構えだ。

その一方で、スポルティングCPのヴィクトル・ギョケレスとの交渉も継続中。エベレチ・エゼ(クリスタル・パレス)にも関心を示しており、ワイドポジションやセカンドストライカーの役割をこなせる選手の獲得も視野に入れている。

アーセナルの今夏の補強計画は、来シーズンこそリーグタイトルを獲得するという明確な意思を表している。若手有望株と世界レベルの即戦力をバランスよく狙うこのアプローチが実を結べば、エミレーツに久々の歓喜が訪れる可能性は十分ある。