ジャンルイジ・ドンナルンマにユナイテッドが関心?PSGとの契約交渉停滞がきっかけに…

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ジャンルイジ・ドンナルンマにユナイテッドが関心?PSGとの契約交渉停滞がきっかけに… Newcastle United

この夏の移籍市場でゴールキーパーの補強を本格化させる見通しとなっているマンチェスター・ユナイテッドが、新たな守護神としてパリ・サンジェルマンのジャンルイジ・ドンナルンマに照準を合わせていると、英『TEAMtalk』が報じた。

ドンナルンマは、かつてACミランで10代から主力としてプレーし、2021年にPSGへフリー移籍。イタリア代表としてユーロ制覇に貢献したことでも知られる。パリでは通算160試合に出場し、国内タイトルを次々と獲得。昨季にはチャンピオンズリーグでも優勝を果たし、クラブ悲願のビッグイヤー獲得に貢献した。

そのドンナルンマとPSGとの契約は2026年6月に終了する見込みだが、フランス紙『L’Équipe』によれば、現時点で両者の契約延長交渉は難航しているそうだ。PSG側は年俸の一部を出場試合数や成績に応じた変動制に変更する提案をしており、選手側はこれに難色を示している様子。

一方で、ユナイテッドは守護神アンドレ・オナナの離脱が痛手となっている。ハムストリングの負傷により、プレシーズンは全休の見通しで、プレミアリーグの開幕にも間に合わない可能性が高まっている。クラブは一時的な代役だけでなく、中長期的な視点で後継者を探す動きに出ており、ドンナルンマはその筆頭候補とみられている。

また、他にもアストン・ヴィラのエミリアーノ・マルティネスやリールのリュカ・シュヴァリエらも候補としてリストアップされているという。とはいえ、ワールドクラスの実績と経験を誇るドンナルンマの存在は別格であり、ユナイテッドが本腰を入れて獲得に動く可能性は十分にある。

ただし、争奪戦は避けられそうにない。マンチェスター・シティが後継者候補として同選手に接触していたと報じており、さらにチェルシーも動向を追っているとの情報も。

契約延長に至らない場合、PSGが来夏のフリー移籍を避けるため、今夏の売却に踏み切る可能性も否定できない。ユナイテッドにとっては、オナナの不在という危機的状況を逆手に取る絶好のチャンスとなるかもしれない。

今後の交渉次第では、ジャンルイジ・ドンナルンマがオールド・トラッフォードに降り立つ日は来るのだろうか。