イサクとエキティケの2トップ構想に現実味?ニューカッスルが8500万ポンドでオファーの可能性

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アーセナルがウーゴ・エキティケ獲得に本腰か!?チェルシーやリバプール、ユナイテッドと争奪戦を展開か Newcastle United

プレミアリーグで上位を目指すニューカッスル・ユナイテッドが、攻撃陣の再編に向けて動きを加速させている。ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトに所属するフランス人FWウーゴ・エキティケに対し、巨額の移籍金を用意していると報じられており、実現すればアレクサンデル・イサクとの2トップが現実のものとなる。

イングランド代表の未来を背負うストライカーと、フランスの逸材が共演すれば、攻撃の破壊力は格段に増す。エキティケには約8500万ポンドの値がついており、ニューカッスルはすでに関心を示しているという。

パリ・サンジェルマンでは出場機会を得られず苦戦したものの、昨季ローンで加入したフランクフルトではパフォーマンスが復調。完全移籍を果たした後は、ブンデスリーガでも注目を集める存在となっていた。これにより、リヴァプールやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッドなども獲得候補に挙げているとされる。

ドン・ハッチソンも高評価…2トップがプレミアで機能する可能性は?

元リヴァプールの選手でスコットランド代表経験もあるドン・ハッチソンは、この2トップ構想に肯定的な立場を示している。英『The Chronicle』に対して、彼は「ニューカッスルにはイサクがいるが、それでもエキティケは並んで起用できる」とコメントし、共存は十分に可能だと主張した。

実際、ニューカッスルには3バック+ウイングバックを基本にしたシステムも選択肢としてあり、センターバックにはシェア、ボットマン、バーン、WBにはルイス・ホールやリヴラメントと、厚みのあるスカッドが整いつつある。中盤もジョエリントン、ギマランイス、トナーリなど、3枚の構成で安定性を保てるだけに、前線の2トップが戦術的に“はまりやすい”下地はある。

さらに、今夏には元マンチェスター・ユナイテッドのウインガー、アンソニー・エランガを5500万ポンドで獲得したと報じられており、選手層の強化は着々と進行中。エランガ、ゴードン、マーフィーといったウインガー陣のローテーションが可能になる点も、ハッチソンは評価している。

ハッチソンは「非常に多くの試合をこなす今のニューカッスルにとって、ローテーションが可能な選手層の厚さは不可欠」と語っており、長いシーズンを見据えたうえでの補強と見て間違いない。

ニューカッスルは、イサクの移籍金約6300万ポンド加えて、エキティケに8500万ポンドを投じる構えとされており、超高額な攻撃ユニットが誕生する可能性がある。これは単なる夢物語ではなく、現実味を帯びつつある。

チャンピオンズリーグでの上位進出を狙うニューカッスルにとって、前線の強化は必須事項。エキティケが加われば、イサクとのコンビはリーグ屈指の攻撃力を持つ存在となるだろう。