マルセイユが関心も…バディアシルがチェルシー残留を明言!マレスカ体制で守備の軸に

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マルセイユが関心も…バディアシルがチェルシー残留を明言!マレスカ体制で守備の軸に Chelsea

チェルシーにとって頼もしいニュースが舞い込んできた。フランス代表DFブノワ・バディアシルが、来季もスタンフォード・ブリッジに留まる意思を明らかにした。

昨季は公式戦22試合に出場し、うち11試合がUEFAカンファレンスリーグでのものだった。出場機会こそ限定的だったが、2025年FIFAクラブワールドカップでの優勝メンバーにも名を連ね、要所で存在感を発揮してきた。

グループステージのエスペランス・チュニス戦ではスタメン出場し、ラウンド16のベンフィカ戦でも延長戦の末に勝利に貢献。大舞台でのパフォーマンスは、彼のポテンシャルと勝負強さを如実に示している。

フランスメディア『Foot Mercato』とのインタビューに応じたバディアシルは、自らの去就について言及。チェルシーへの強い愛情と残留への決意を口にしている。

「来シーズンもチェルシーにいる。クラブも監督も僕を信じてくれている。その期待に応えたい。僕はこのクラブ、この街、そしてファンが大好きだ」と語り、クラブへの忠誠を改めて示した。

新たに指揮を執るエンツォ・マレスカ監督もまた、バディアシルを来季構想に含めているようだ。マレスカはすでに本人に対して信頼を伝えており、この言葉が決断を後押ししたとも言われている。

移籍噂を払拭!チェルシーでの未来にコミット

この夏、オリンピック・マルセイユが獲得に関心を示したと複数メディアが報じたが、最終的にバディアシルは自身の将来がチェルシーにあると明言。元ASモナコのセンターバックは2030年まで契約を残しており、クラブとの長期的な関係は揺るぎない。

まだ24歳という若さでありながら、フランス代表としての経験も持ち合わせるバディアシル。2024年11月に行われたカンファレンスリーグのFCノア戦では、スタンフォード・ブリッジで落ち着いた守備を披露し、確かな成長を印象付けた。

マレスカ体制のもと、チェルシーが目指す攻守のバランスにおいて、バディアシルの存在は極めて重要だ。安定した守備力と冷静なビルドアップ能力は、若手が多いブルーズの最終ラインにおいて欠かせない要素となるだろう。

今季こそはタイトル争いに返り咲きを狙うチェルシーにとって、バディアシルのようにクラブに忠誠を誓い、ピッチで結果を残せる選手の存在は貴重だ。新たなチャレンジの始まりを前に、その背番号を背負う男は静かに闘志を燃やしている。