ニューカッスル、ウーゴ・エキティケ獲得に向けて記録的オファー!代替案はレアルのエンドリッキ?

スポンサーリンク
アーセナルがウーゴ・エキティケ獲得に本腰か!?チェルシーやリバプール、ユナイテッドと争奪戦を展開か Newcastle United

今夏の移籍市場でニューカッスル・ユナイテッドが攻勢を強めている。昨シーズンはチャンピオンズリーグ出場権を確保し、リーグカップでもタイトルを獲得したエディ・ハウ率いるクラブは、次なるステップを見据えて前線の補強に本腰を入れている。

すでにマラガからアントニート・コルデロをフリーで獲得し、ノッティンガム・フォレストからはアンソニー・エランガを5500万ポンドで迎え入れたが、補強の手を緩める気配はない。過去にマテウス・クーニャやジョアン・ペドロの獲得に失敗した経験から、今夏はより積極的な動きを見せている。

最大のターゲットは、アイントラハト・フランクフルトに所属するフランス代表FWウーゴ・エキティケだ。移籍情報に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ニューカッスルは7000万ユーロを超える正式オファーを提示しており、取引成立に向けて強くプッシュしているという。

ベン・ジェイコブス氏もまた、クラブが交渉を加速させるために代表団をドイツに派遣したと報じており、すでに具体的な話し合いが始まっていると見られる。

エキティケは、2023年にパリ・サンジェルマンへ移籍する以前からニューカッスルのリストに名前を載せていた選手であり、クラブにとっては長年のターゲットでもある。ただし、この獲得にはリヴァプールやマンチェスター・ユナイテッドといった国内のライバルも関心を示しており、特にユナイテッドは移籍の横取りを画策しているとも伝えられている。

エンドリッキを代替案としてリストアップ

万が一エキティケの獲得が成立しなかった場合に備え、ニューカッスルはすでに代替案を用意している。その候補が、レアル・マドリードに所属するブラジルの若き才能エンドリッキだ。

スペイン紙『Defensa Central』によれば、ニューカッスルはエンドリッキに対してクラブ史上最高額となる移籍金を準備している模様で、決定力に優れたこの18歳のストライカーに熱視線を送っているという。

昨シーズンはレアル・マドリードで37試合に出場し、7ゴール1アシストを記録。うち先発はわずか4試合ながらも確かな結果を残した。16歳で6100万ポンドの移籍金を支払ってレアルが獲得した経緯を見ても、そのポテンシャルは折り紙付きだ。

補強の背景には、アレクサンデル・イサクを巡る去就の不透明さも関係している。ウィルソンがクラブを離れた今、フォワードのバックアップは限られており、ハウ監督は2トップへの布陣変更も視野に入れているとされる。さらにリヴァプールがイサクに関心を示しているとの報道もあり、エキティケ獲得が成立すれば、イサク放出に動く可能性もあるという。

ニューカッスルが目指すのは、ヨーロッパの舞台で継続的に競争力を持ち続ける体制の構築だ。エキティケか、エンドリッキか、それとも両方か。セント・ジェームズ・パークをめぐる攻防から、今後も目が離せない。