トッテナムが狙う23歳の逸材、デ・ヴィンターを巡りインテル・ミラノと火花!

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コニ・デ・ヴィンターを巡る争奪戦が加熱…プレミア勢とセリエAの強豪がジェノアの逸材に照準か!? Tottenham Hotspur

戦力アップを狙い、欧州各国のクラブが次なる即戦力の獲得に乗り出している。注目を集めているのは、イタリア・セリエAのジェノアに所属するベルギー代表DF、コニ・デ・ヴィンター。

現在23歳の彼は、センターバックを本職としながら、フルバックとしてもプレー可能な高い汎用性を誇る。トッテナム・ホットスパーとインテルがその才能に熱視線を送り、水面下での駆け引きが始まっている。

トッテナムはデ・ヴィンター獲得に本腰を入れているとされ、トーマス・フランク新監督の体制下で守備のテコ入れを目指す。英『The i Paper』の報道によると、クラブはすでにジェノア側と初期交渉を進めており、移籍金として2200万ポンドを支払う用意があるようだ。プレミアリーグでは比較的安価なこの金額設定も、争奪戦に拍車をかける要因となっている。

ベルギー代表としても将来を嘱望されるデ・ヴィンターは、ボールを持ち運ぶ能力に優れ、かつてマンチェスター・シティでキャプテンを務めたヴィンセント・コンパニを彷彿とさせると評される存在だ。

インテル・ミラノが一歩リード、ボーンマスも様子見の構えか

一方、インテルは昨季チャンピオンズリーグ決勝に進出した勢いを保ちながら、さらなる陣容の強化を狙っている。同クラブはすでに選手側とコンタクトを取っており、契約面でトッテナムよりも柔軟な条件を提示している模様だ。セリエAでの経験が豊富なデ・ヴィンターにとって、イタリア国内に留まる選択肢も現実味を帯びている。

さらに、プレミアリーグのボーンマスも動向を追っているクラブの一つ。今夏、若手CBディーン・ハイセンをレアル・マドリードに放出したことで、守備の再編成が急務となっている。とはいえ、ボーンマスは現時点で正式なオファーを提示しておらず、他クラブの動きを見極めながら慎重な姿勢を保っているそうだ。

スパーズにとって、守備陣の整備は来季のチャンピオンズリーグ出場に向けた課題の一つ。今夏の大型補強といえば、モハメド・クドゥスの完全移籍にとどまっており、ファンの間ではさらなる戦力追加への期待が高まっている。

中盤ではアダム・ウォートン(クリスタル・パレス)の名前も挙がっているが、6000〜8000万ポンド級の移籍金が障壁となっており、デ・ヴィンターのような比較的手頃な価格帯の選手が優先される可能性も高い。

この夏、強豪クラブから注目を集める若手DFが、果たしてどのユニフォームに袖を通すのか。