トッテナムが新たな守備の柱に注目!マクセンス・ラクロワ獲得に本腰か

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トッテナムが新たな守備の柱に注目!マクセンス・ラクロワ獲得に本腰か Crystal Palace

ヨーロッパリーグを制し、来季のチャンピオンズリーグ出場を決めたトッテナムが、守備陣の再構築に向けて動き出している。フランス紙『L’Équipe』によれば、クラブはクリスタル・パレスのセンターバック、マクセンス・ラクロワの獲得に強い関心を寄せているようだ。

25歳のフランス人DFは、2024年夏にブンデスリーガのヴォルフスブルクからプレミアリーグへ挑戦。加入初年度となった昨季は、公式戦43試合に出場し、パレスの守備の中心として存在感を発揮した。リーグ戦での12位フィニッシュに加え、FAカップではマンチェスター・シティを決勝で破って優勝を成し遂げ、サポーターに強烈なインパクトを残した。

その活躍が欧州各国のビッグクラブから注目を集める中、とりわけ補強を急ぐトッテナムが最も積極的に動いているようだ。ELを制してCLへの切符を手にしたクラブにとって、ラクロワのような空中戦に強く、ビルドアップもこなせる現代型センターバックは理想的な補強ターゲットだと言える。

チャンピオンズリーグ復帰を前に、盤石な守備の構築は急務

トーマス・フランク新監督を迎えたトッテナムは、CL本戦での競争力を高めるために、複数ポジションでの補強を検討中。その中でも守備ラインの安定は最優先事項とされ、すでに今夏の移籍市場で動きを加速させている。

加えて、昨季はアンジェ・ポステゴグルー体制でプレミアリーグにおいて不本意な成績に終わった。17位と降格圏の真上でシーズンを終えており、昨季までブレントフォードを率いた新指揮官にかかる期待も大きい。

FAカップ優勝に貢献したラクロワは、セットプレーの攻防でも貴重な戦力になり得るだけでなく、試合を通じて冷静さを保てるタイプのDFとして評価が高い。プレミアリーグでの1年を経てイングランドのスタイルにも順応しており、CLというさらなる高みでも即戦力としての期待がかかる。

ただし、仏『L’Équipe』が報じたところによると、彼に興味を示しているのはトッテナムだけではない。欧州の複数クラブがリストアップしており、移籍交渉は今後さらに激化する可能性がある。

今夏の移籍市場で最も注目されるDFの一人となったラクロワ。トッテナムがその争奪戦を制し、新たな守備の中核として迎え入れるのか。それとも、別のクラブがその将来性に賭けるのか。