元アーセナルMFグラニト・ジャカがプレミア復帰を熱望!?狙いはサンダーランドか

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元アーセナルMFグラニト・ジャカがプレミア復帰を熱望!?狙いはサンダーランドか Sunderland

長らくアーセナルで活躍し、ブンデスリーガでは無敗優勝も成し遂げたスイス代表のベテランMFグラニト・ジャカが、バイエル・レバークーゼンを離れ、プレミアリーグ昇格組のサンダーランドへの加入を強く希望していると、英『The Athletic』のデイビッド・オーンステイン記者が報じた。

ジャカはレバークーゼンに対し、サンダーランド行きを最優先事項とし、他クラブへの移籍を拒否しているとされる。さらに選手本人とサンダーランドの間では、すでに個人条件での合意に達しているようだ。現在はクラブ間での移籍金交渉が残された状況だが、交渉が順調に進めば、今夏の移籍が現実味を帯びてくる。

レバークーゼン側は放出を簡単には認めない構えだが、選手本人の意志は固く、交渉を早期に終わらせたいと求めている。報道が事実であれば、32歳の経験豊富なミッドフィルダーがイングランドに戻る日はそう遠くないかもしれない。

なぜサンダーランドなのか…ジャカの決断の裏側に迫る

ジャカに対しては、サウジアラビアのネオムSCから巨額オファーが届いていたほか、イタリアの名門ミランとインテルも獲得に関心を示していた。しかし本人と家族の意向により、中東移籍は見送られ、欧州内でのプレー継続を決断。その結果、ジャカはプレミアリーグへの復帰を選んだ。

なぜ多くのビッグクラブを差し置いて、昇格組のサンダーランドなのか。背景には、クラブが描く長期的なプロジェクトがあるという。昇格初年度での生き残りを目指すだけでなく、数年内のトップハーフ入りを視野に入れる中、ジャカはその中心的存在として期待されている。

提示された契約は2年契約に1年の延長オプション付き。報道によると、移籍金は1000万〜1500万ユーロが想定される。サンダーランドはプレーヤーとしての役割だけでなく、若いチームに落ち着きをもたらす精神的支柱としての役割を彼に求めている。

今回の移籍が成立すれば、レバークーゼンからプレミアリーグへの輸入の流れがまた一つ加わることになる。先日にはフロリアン・ヴィルツとジェレミー・フリンポンがリバプールと契約したばかりで、ブンデスリーガの実力者たちがプレミアリーグへと移籍する傾向が続いている。

ジャカのサンダーランド行きは最終段階に入ったと見られており、今後の公式発表が待たれる。クラブの新たな挑戦にベテランMFがどう応えるのか。