アストン・ヴィラ、エヴァートン、ニューカッスルがミカ・ビエレスに関心!プレミアリーグ復帰なるか…

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アストン・ヴィラ、エヴァートン、ニューカッスルがミカ・ビエレスに関心!プレミアリーグ復帰なるか… Aston Villa

今夏の移籍市場で、新たな注目株の去就に注目が集まっている。仏リーグ・アンのASモナコに所属するデンマーク代表FWミカ・ビエレスに対し、アストン・ヴィラ、エヴァートン、ニューカッスルの3クラブが関心を示していると、英『CaughtOffside』が報じた。

22歳のストライカーは、今年1月にオーストリアのシュトゥルム・グラーツからモナコへ完全移籍。そこからわずか半年で公式戦19試合に出場し、13ゴール3アシストを記録するなど、目覚ましい活躍を見せた。

前線でのポジショニング、鋭い裏抜け、そして献身的な守備参加までこなす万能型アタッカーとして、プレミアリーグ勢が熱視線を注ぐのも不思議ではない。

かつてアーセナルのアカデミーに在籍しており、ビエレスはロンドンでサッカー選手としての成長を遂げた。しかしトップチームでのチャンスには恵まれず、キャリアの飛躍を求めて欧州を転々。

オーストリアで頭角を現すと、今冬モナコが1300万ユーロで獲得。すると、フランスの地で一気にブレイクを果たし、その才能に再びイングランドのクラブが注目している構図だ。

アストン・ヴィラは、オリー・ワトキンスの将来が不透明であり、新たな得点源の確保を急いでいる。今冬にジョン・デュランを手放したこともあり、ストライカー補強は急務だ。

対照的にエヴァートンは、カルバート=ルーウィン退団後の穴埋めとしてビエレスに着目。得点力不足に悩むチームにとって、彼の決定力は喉から手が出るほど魅力的だろう。

一方、ニューカッスルはアレクサンデル・イサクを中心とする布陣に厚みを加える狙い。高額なターゲットに比べ、比較的手頃な移籍金で獲得できる可能性があるビエレスは、現実的な選択肢としてリストアップされているという。

モナコは現在2030年まで契約を結んでいるビエレスに対し、4000万ポンドでの売却に応じる構えを見せている。これは、半年で市場価値が3倍以上に跳ね上がったことを意味し、モナコにとってはビジネスとしても大成功の取引になる。

若手の育成と売却を軸に据えるモナコの戦略は、今回も例外ではない。彼らの補強と放出のバランスは一貫しており、ビエレスのケースもその延長線上にある。

プレミアリーグで再び輝きを放つか、それともモナコに残留し更なるステップアップを狙うのか。ビエレスの決断は、今夏の移籍市場におけるひとつの焦点となりそうだ。