ウェストハムで冷遇のウォード=プラウズ、エヴァートンでデイヴィッド・モイーズと再会なるか!?

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ウェストハムで冷遇のウォード=プラウズ、エヴァートンでデイヴィッド・モイーズと再会なるか!? Everton

ジェームズ・ウォード=プラウズの未来は大きな岐路に立たされている。英『TEAMtalk』の報道によれば、ウェストハム・ユナイテッドで完全に構想外となった彼に対し、エヴァートンが獲得を検討している。

ヌーノ・エスピリト・サント監督の下で一度もメンバー入りしていない現状は、彼がロンドン・スタジアムで再び輝く可能性をほぼ閉ざしている。練習場でもファーストチームから外され、事実上の戦力外通告を受けている状態だ。

一方で、エヴァートンは中盤の補強を急務としている。夏にマーリン・ロールを獲得したものの、まだプレミアリーグの強度に完全適応しているとは言い難い。さらに、イドリッサ・ゲイェはアフリカ・ネイションズカップに臨むため長期離脱が確定的であり、年齢的にもフルシーズンを戦い抜く保証はない。

デイヴィッド・モイーズ監督が求めるのは、経験豊富で即戦力となる選手。ウォード=プラウズはその条件に合致するだけでなく、彼の右足が持つセットプレーの破壊力は、エヴァートンの攻撃に新たな武器を加える可能性を秘めている。

ウェストハムでの苦境とエヴァートンでの可能性

ウォード=プラウズは2023年夏、サウサンプトンからウェストハムへ移籍した際に大きな期待を背負っていた。サウサンプトンで20年以上を過ごし、キャプテンとしてクラブを支え続けた彼は、プレミアリーグ屈指のセットプレーの名手として知られていた。

しかし、ウェストハムではその輝きを発揮できず、今季はわずか506分の出場にとどまっている。ヌーノ・エスピリト・サントの戦術にフィットせず、彼の武器である精度抜群のフリーキックやコーナーキックも披露する場を失った。

それでも、ウォード=プラウズの価値は依然として高い。プレミアリーグで通算50以上のアシストを記録し、直接FKによる得点数では歴代トップクラスに位置する。彼の右足は依然として脅威であり、エヴァートンの攻撃に即効性をもたらす可能性がある。特にセットプレーからの得点力不足に悩むチームにとって、彼の存在は大きな補強となり得る。

さらに注目すべきは、モイーズとの関係性だ。ウェストハム時代に指揮を執ったモイーズは、ウォード=プラウズの特性を熟知している。中盤の底からゲームを組み立てつつ、前線に鋭いボールを供給できる能力は、エヴァートンの現状にフィットする。トマシュ・ソウチェクへの関心も報じられているが、即戦力性と経験値を考えればウォード=プラウズの方が優先度は高いと見られる。

個人的な見解

ウォード=プラウズのキャリアは、まさに再起の物語を描く準備が整っているように感じる。

サウサンプトンで築いたレガシーは揺るぎないが、ウェストハムでは不遇を味わった。だが、エヴァートンというクラブは、彼にとって再び輝きを取り戻す舞台になり得る。

特にモイーズの下であれば、彼の持つ武器を最大限に活かす戦術が組まれる可能性が高い。経験豊富な中盤の補強は、若手主体のチームに安定感をもたらすだろう。

一方で、懸念材料もある。31歳という年齢は、プレミアリーグの激しいテンポに適応する上で負担となり得る。運動量や守備面での貢献度が低下すれば、セットプレー要員に留まる危険性もある。

しかし、エヴァートンが必要としているのは「即効性」と「経験」。その意味で、ウォード=プラウズは理想的な補強候補だ。彼がグディソン・パークで再び存在感を示すことができれば、エヴァートンの冬の補強は成功と呼べるだろう。

ウォード=プラウズの移籍は、クラブの方向性を示す象徴的な一手になる可能性がある。彼の右足が再びプレミアリーグの舞台で輝く瞬間を、ファンは心待ちにしている。