バイエルン・ミュンヘンが、ユナイテッドで構想外のラッシュフォードに本格接触か?

スポンサーリンク
ラッシュフォード、アストン・ヴィラ残留を熱望?買い取りOPと高額年俸が障害に Manchester United

2025年夏の移籍市場が本格化する中、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンがマンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードに関心を寄せているという報道が欧州を駆け巡っている。

バイエルンは左ウイングの補強を急務と捉えており、レロイ・サネの後釜としてラッシュフォードをリストアップ。移籍金や契約状況を精査しながら、獲得に向けた動きを強めているようだ。

昨季のブンデスリーガで主力を務めたレロイ・サネは、契約延長交渉が難航し退団。ガラタサライに新天地を求めて旅立った。その穴を埋める形でバイエルンが目をつけたのが、現在27歳のラッシュフォードだ。

独『Sport Bild』のクリスティアン・ファルク記者によると、バイエルンはラッシュフォードに純粋な興味を示しており、すでにクラブ内部ではリストに名前を記載しているようだ。また、バイエルンが実際にオファーを準備している段階に入っていると報じており、水面下で交渉が進んでいる可能性もある。

ユナイテッド側はラッシュフォードに対し、4000万ポンド前後の移籍金を要求している。ただし、状況次第ではローン移籍を再び容認する姿勢もあり、柔軟な対応を見せている。

ラッシュフォードは構想外!新監督アモリムの下で出場機会は限定的か

ラッシュフォードは昨季終盤をアストン・ヴィラで過ごしたが、買い取りオプションは行使されず、今夏ユナイテッドに復帰している。しかし、ルベン・アモリム監督の構想には含まれていないとされ、今後の去就が注目されている。

本人は以前からスペイン移籍を希望しており、バルセロナが第一希望とされる。ただ、ラ・リーガのファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規定により、バルセロナは高額な移籍金を支払う余力がなく、実現の可能性は極めて低い。そうした中で、安定した財政力を持ち、欧州の舞台で主役を狙うバイエルンは、現実的かつ魅力的な選択肢となっている。

また、バイエルンは他にもリヴァプールのルイス・ディアス、アスレティック・ビルバオのニコ・ウィリアムズ、PSGのブラッドリー・バルコラ、さらにはミランのラファエル・レオンら複数の攻撃的選手に目を光らせており、ラッシュフォードはその中でも有力候補の一人と見られている。

ラッシュフォードにとっては、新たな挑戦とキャリア再建の絶好機になるかもしれない。バイエルンは本当にユナイテッドで苦しむイングランド代表フォワードに白羽の矢を立てるのか。