得点力不足に悩むユナイテッド、ナイジェリア代表の197cmの大柄FWアロコダレに注目か!?

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得点力不足に悩むユナイテッド、ナイジェリア代表の197cmの大柄FWアロコダレに注目か!? Manchester United

昨季プレミアリーグでまさかの15位に沈んだマンチェスター・ユナイテッド。ラズムス・ホイルンドが奮闘を見せる場面もあったが、得点力の欠如は終盤までチームの足を引っ張り続けた。ルベン・アモリム監督は攻撃陣の刷新を構想しており、今夏の移籍市場ではセンターフォワードの補強が最優先事項とされている。

すでに複数のターゲットとリンクされてきたユナイテッドだが、現実的な価格帯で獲得可能なストライカーとして、新たに注目を集めているのがトル・アロコダレだ。ベルギーのヘンクに所属する24歳のナイジェリア人FWは、今季プロリーグで17ゴールを叩き出しストライカーだ。

これまでに名前が挙がったヴィクトル・ギェケレシュ(スポルティング)やウーゴ・エキティケ(フランクフルト)は、いずれも7000万ポンド前後の移籍金が見込まれており、クラブの補強資金を大きく圧迫しかねない存在。

また、第一候補とされたリアム・デラップはすでにチェルシーに加入しており、ターゲットの絞り直しが求められている。

そんな中、ヘンクでブレイクを果たしたアロコダレは、獲得にかかる費用がわずか2000万ポンド程度とされており、ユナイテッドにとって理想的なコストパフォーマンス型のターゲットとなっている。ドイツやフランス、ラトビアでもプレー経験があり、2023年1月に350万ポンドでベルギーに渡って以降、急成長を遂げてきた。

197cmの長身を活かしたフィジカルの強さはもちろん、ポストプレーやボールキープにも優れており、味方を活かすことのできるセンターフォワードだ。2024-25シーズンは公式戦全体で23ゴール7アシストと目覚ましい数字を記録。ナイジェリア代表にも初招集され、すでに4キャップを獲得している。

現在のユナイテッドはギェケレシュやエキティケを主要ターゲットに据えながらも、プランBとしてアロコダレをリストアップ。アモリム監督はホイルンドの不安定な成長に不満を抱いており、より完成度の高いターゲットマンを求めているともされる。アロコダレのような大型ストライカーは、戦術の幅を広げる存在として重宝されるはずだ。

移籍市場は始まったばかりであり、今後も新たなターゲットが現れる可能性は高い。ただ、トル・アロコダレが今夏の主役の一人になることは間違いなさそうだ。ユナイテッドの決断次第では、オールド・トラッフォードに新たな巨人が誕生することになるかもしれない。