レアル・マドリードの点取り屋に熱視線…リーズ・ユナイテッド、ゴンサロ・ガルシア獲得に動く

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レアル・マドリードの点取り屋に熱視線…リーズ・ユナイテッド、ゴンサロ・ガルシア獲得に動く Brentford

昇格組として来季のプレミアリーグを迎えるリーズ・ユナイテッドが、スペインの王者レアル・マドリードに所属するセンターフォワード、ゴンサロ・ガルシアのレンタル獲得に向けて動き出した。英『TBR Football』の独占報道によれば、すでにクラブ間で初期のコンタクトが始まっており、実現に向けた交渉が水面下で進んでいるようだ。

21歳のガルシアは、今季クラブワールドカップで台頭したレアルの新星。エムバペの負傷離脱という緊急事態の中で先発起用されると、全6試合で4得点を挙げて大会得点王に輝き、一気に注目を集める存在となった。

驚くべきはこの活躍が偶然ではないという点だ。カスティージャでは昨シーズン36試合に出場し、25ゴールを記録。トップチームではコパ・デル・レイを含めた12試合で1ゴールと出場機会は限られていたが、本人は継続的な出場を希望しているとされる。

レアルは今夏、エムバペ、ヴィニシウス、ロドリゴに加え、ホセルの去就も絡む最前線の再編を進めており、ガルシアをどのように扱うかは大きな焦点となっている。現在のところ、期限付き移籍による武者修行という選択肢も排除されていないようだ。

争奪戦に参戦するプレミア勢…リーズが目指すゴール量産体制

リーズ・ユナイテッドは、チャンピオンシップで主軸を担ったヨレル・ピローが19得点を記録したものの、トップリーグで生き残るにはさらなる決定力が求められる。そうした中、ゴール前で違いを作れる存在として白羽の矢が立ったのがガルシアだ。

英ジャーナリストのグラハム・ベイリーによれば、ガルシアにはブレントフォードやウェストハム、さらにはチャンピオンシップから昇格を狙うサンダーランドなど複数のイングランド勢も関心を寄せているという。さらにヨーロッパ各国のクラブも獲得レースに加わっており、今後の動きが注目される。

その潜在能力の高さを証明するように、かつてプレミアでもプレーしたホセルが若き同胞を高く評価している。カスティージャでの働きぶりや、ボールを諦めずにプレスをかけ続けるスタイル、空中戦での勝負強さなど、プレミアで通用する資質を備えていると語っている。

ダニエル・ファルケ監督率いるリーズは、ガルシアのような”点を獲ることに飢えた”ストライカーを前線に加えることで、プレミア残留に向けた土台を固めたい考えだ。移籍市場の終盤にかけて、リーズの動向から目が離せない。