マンチェスター・シティが狙う新守護神…レアル・マドリードGKルニンに正式オファーを準備!?

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マンチェスター・シティが狙う新守護神…レアル・マドリードGKルニンに正式オファーを準備!? Manchester City

ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティは大幅な世代交代に取り掛かっている。長らくチームの中心で、攻撃の中心でもあったベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが退団し、ベルナルド・シルバやイルカイ・ギュンドアンらベテラン勢にも移籍の噂が絶えない。

また、守護神を務めているエデルソンの去就不透明な状況も手伝って、シティが新たな守護神を探しているという見方は現実味を帯びつつある。スペイン紙『Fichajes』によると、マンチェスター・シティがレアル・マドリードに所属するウクライナ代表GKアンドリー・ルニンの獲得に向け、総額6000万ユーロに及ぶパッケージを準備しているようだ。

ここ数週間、ブラジル代表エデルソンの退団の噂が浮上している。サウジアラビアからの高額オファーや新たな挑戦を希望しているとの見方もある一方で、ガラタサライと個人合意に至ったとの報道も出回っており、エティハドを去る可能性が高まりつつある。

そんな中で注目を集めているのが、レアル・マドリードの第2GKでありながら、昨季ティボー・クルトワの長期離脱時に安定感あるプレーで評価を高めたルニンだ。スペインの首都で正守護神の代役を務めながらも、失点を最小限に抑えた。

新シーズンでプレミアリーグ奪還を狙うマンチェスター・シティにとって、安定性の高いストッパーはタイトル奪還に不可欠。2024-25シーズンは基準からすれば物足りない結果に終わり、クラブは再建を急いでいる。ルニンのような経験豊富かつ実力を証明済みのGKは、理想的な補強ターゲットに違いない。

レギュラー確約と名将グアルディオラの存在が移籍を後押し

ルニンにとっても、マンチェスター・シティ移籍は魅力的な選択肢となるはずだ。26歳という年齢を考えれば、ベンチに甘んじる時期ではない。クルトワの完全復帰により、レアル・マドリードでレギュラーの座を手にする可能性はほとんどない。

その一方で、シティは即戦力としてルニンを求めており、出場機会を保証できる環境が整っている。加えて、グアルディオラの下でのプレーは、さらなる成長を目指すルニンにとって大きなステップとなるだろう。

高いビルドアップ能力と反射神経を兼ね備えた彼は、シティのスタイルにも適応しやすい。そして何より、プレミアリーグという舞台で再び世界に名を轟かせるチャンスが待っている。

レアル側もこの移籍を前向きに捉えている節がある。クルトワとの契約延長が済み、将来的な守護神問題はひとまず解決済み。そこへ、基本4000万ユーロにボーナス2000万ユーロを加えたオファーが届けば、クラブとしても応じざるを得ない可能性は高い。

現時点ではクラブ間合意の報道はなく、すべては推測の域を出ない。しかし、マンチェスター・シティがこの夏のマーケットで本気を見せるかどうか、その答えはまもなく明らかになる。