ウェストハム、ベルギーの至宝マリオ・ストロインケスに関心か?プレミア移籍実現なるか

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ウェストハム、ベルギーの至宝マリオ・ストロインケスに関心か?プレミア移籍実現なるか West Ham United

グラハム・ポッター新監督の下、若手育成と戦術再構築に取り組むプレミアリーグの中堅クラブ、ウェストハム・ユナイテッド。ルーカス・パケタを取り巻く八百長疑惑、そしてカルロス・ソレールのローン終了により、ウェストハムの攻撃的MF事情は不透明さを増している。仮にパケタが退団すれば、その穴を埋める新戦力が急務となる。

現地メディア『La Dernière Heure』によれば、ウェストハムはベルギーの名門アンデルレヒトに所属するアタッカー、マリオ・ストロインケスの獲得に本腰を入れているようだ。ポッターの戦術的柔軟性とも合致しており、今夏の補強リストで優先順位が高い存在だと考えられる。

現在20歳のマリオ・ストロインケスは、ベルギー国内で高い評価を受けている創造性豊かな攻撃的ミッドフィールダー。アンデルレヒトとの契約は残り1年を切っており、クラブ側も今夏の売却に前向きな姿勢を見せている。

ウェストハムは、このベルギーの逸材に早くから接触していた模様。契約満了を控えた選手に対して先手を打つこの動きは、クラブの補強戦略として理にかなっている。ポッター監督は、これまでにも若手タレントを見出し育て上げてきた実績があり、ストロインケスのようなポテンシャル溢れる選手に目を光らせるのも頷ける。

強豪クラブも参戦へ?争奪戦の火蓋が切られる可能性

ただし、ストロインケスの移籍先としてウェストハムが唯一の選択肢というわけではない。フランスのマルセイユ、そしてドイツのアイントラハト・フランクフルトといったヨーロッパの強豪クラブもこのベルギーU-21代表の攻撃的ミッドフィルダーに関心を寄せている。

特にマルセイユとフランクフルトは、来季チャンピオンズリーグへの出場が濃厚であり、若手にとって大舞台での経験を積む魅力的な環境が整っている。ウェストハムとしては、この競争に打ち勝つためには早期決着が不可欠となりそうだ。

ストロインケスはアンデルレヒトのアカデミー育ちで、2021年にトップチームデビュー。以降、130試合出場15ゴール14アシストと、若干20歳にして確かな結果を残してきた。

本職はトップ下だが、セントラルMFや偽9番としてもプレー可能な柔軟性が魅力。今季は公式戦で4ゴール5アシストと着実に数字を伸ばしており、その成長曲線は急上昇中だ。

現在のところ正式なオファーは提示されていないが、すでに複数クラブが水面下で動いていることは確実。特にウェストハムは、移籍市場が本格化する前に決着をつけるべく、早期交渉を視野に入れている。

果たして、ベルギー代表でも将来を嘱望されるマリオ・ストロインケスが、プレミアリーグの舞台に立つ日は近いのか。