マッズ・ハーマンセン、ウェストハムでの苦闘からセリエA挑戦へ?ラツィオとフィオレンティーナが熱視線

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マッズ・ハーマンセン、ウェストハムでの苦闘からセリエA挑戦へ?ラツィオとフィオレンティーナが熱視線 West Ham United

ウェストハム・ユナイテッドのデンマーク人GKマッズ・ハーマンセンは、加入からわずか数か月でクラブを離れる決断を迫られている。レスター・シティから今夏加入した25歳は、プレミアリーグでの経験を武器に期待を背負ってロンドンにやってきた。しかし、現実は厳しく、ここまで公式戦でわずか4試合の出場にとどまり、アルフォンス・アレオラが明確にファーストチョイスとして君臨している。

加入直後こそ競争の機会を得られると見られていたが、指揮官の選択は一貫してアレオラを優先。ハーマンセンはベンチに座り続け、リズムを掴むこともできず、デンマーク代表入りへの道も遠ざかっている。契約は2030年まで残っているものの、クラブに長期的に留まる未来像はすでに揺らいでいる。

レスター・シティ時代には、降格の苦境にあっても冷静なセービングと足元の技術で評価を高め、2024/25シーズンには100本以上のセーブを記録した。その実績があったからこそ、ウェストハムは彼を獲得した。しかし、ロンドン・スタジアムではその輝きが封じられ、期待と現実のギャップが彼を移籍志願へと駆り立てている。

セリエA移籍の可能性…ラツィオとフィオレンティーナの思惑

イタリアの複数メディアによれば、ラツィオとフィオレンティーナがハーマンセン獲得に関心を示している。ラツィオは守護神イヴァン・プロヴェデルの負傷リスクやコンディション不安を抱え、信頼できるGKの補強を急務としている。フィオレンティーナもヨーロッパ大会を視野に入れた戦力強化を進めており、若く伸び盛りのGKを迎え入れることで将来的な安定を確保したい考えだ。

セリエAは近年、GKの評価を高める舞台となっている。アンドレ・オナナがインテルでの活躍を経てマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した例に見られるように、イタリアでの経験は国際的なステップアップにつながりやすい。ハーマンセンにとっても、プレミアリーグで苦戦した現状をリセットし、戦術的に緻密なセリエAで自らの価値を再証明するチャンスとなる。

彼のプレースタイルはセリエAに適している。レスター時代から見せていた足元の技術とビルドアップ能力は、イタリアの戦術的要求に合致する。守備組織が整った環境であれば、彼の反射神経とポジショニングの良さがより際立ち、評価を高める可能性がある。市場価値は1800万ユーロとされ、ラツィオやフィオレンティーナにとっても現実的な補強候補と言える。

ハーマンセンのキャリアは今まさに岐路に立たされている。ウェストハムでの挑戦は思うように進んでいないが、それは彼の能力不足ではなく、クラブの状況や競争環境に起因する部分が大きい。

プレミアリーグの熾烈な舞台で出場機会を得られない選手が、別のリーグで花開く例は枚挙にいとまがない。セリエAはその典型であり、彼が新天地で飛躍する可能性は十分にある。

個人的な見解

マッズ・ハーマンセンの移籍志願は、キャリアを守るための必然的な選択だと感じる。ウェストハムでの挑戦は短期間で終わりを迎えるかもしれないが、それは失敗ではなく、次のステップへ進むための通過点だ。

ラツィオでの挑戦は特に魅力的だ。守備的な組織をベースにしたクラブで、彼の冷静なショットストップと足元の技術が活かされれば、短期間で評価を高めることができるだろう。

フィオレンティーナもまた、彼にとって成長の場となり得る。ヨーロッパ大会を戦うクラブで経験を積めば、デンマーク代表入りへの道も開ける。

いずれにせよ、この冬に新たな舞台へ飛び立つことは、彼のキャリアにとって大きな転機となるはずだ。プレミアリーグでの苦闘を糧に、セリエAで再び輝きを取り戻す姿を期待したい。