ラスムス・ホイルンドにナポリが熱視線!ユナイテッド退団は時間の問題か

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ラスムス・ホイルンドにナポリが熱視線!ユナイテッド退団は時間の問題か Manchester United

2024-25シーズン、歴史的低迷に終わったマンチェスター・ユナイテッド。ルベン・アモリム新体制の下、チームは大幅なスカッド刷新を迫られている。そのなかで、放出の最有力候補として名前が挙がっているのがラスムス・ホイルンドだ。

プレミアリーグでの初年度は10ゴールを記録し、一定の期待に応えたが、今季はリーグ戦34試合でわずか4ゴール。全公式戦を通じて95試合26ゴールという数字は、高額な移籍金に見合った成果とは言い難い。

アモリム監督は攻撃陣の刷新に取り組んでおり、すでにウルブスからマテウス・クーニャを獲得。ブレントフォードのブライアン・ムベウモにも照準を合わせている。これにより、ホイルンドの出場機会はさらに限られる見込みで、退団は時間の問題と見られている。

そんな中で最も積極的な動きを見せているのが、イタリアの強豪ナポリだ。伊『La Gazzetta dello Sport』の報道によれば、ナポリはすでにホイルンドの代理人と初期交渉を行っており、話し合いは前向きに進んでいるそうだ。

アントニオ・コンテ監督の下でストライカーの補強を急ぐナポリにとって、かつてセリエAでプレーした経験を持つホイルンドは理想的なターゲットとなっている。

ナポリが有利とされる理由の一つは、補強資金の豊富さにある。1月にクヴィチャ・クヴァラツヘリアをパリ・サンジェルマンへ約5900万ポンドで放出したことで、クラブは潤沢な資金を手にしている。

実際、ナポリは当初リバプールのダルウィン・ヌニェスに関心を寄せていたが、交渉は難航。ウディネーゼのロレンツォ・ルッカにもアプローチを試みたが進展がなく、最終的にホイルンドが第一候補に浮上した。

インテルも獲得を狙うが…ローン提案に難色示すユナイテッド

ホイルンド獲得レースには、インテル・ミラノも参戦している。インテルは買い取りオプション付きのローン移籍を提案。かつてアタランタで見せたパフォーマンスを高く評価しており、セリエA復帰の可能性を模索しているようだ。

しかし、マンチェスター・ユナイテッド側はこの提案に消極的で、4500万ユーロでの完全売却を希望している。インテルはメフディ・タレミの売却が進まない限り、本格的な動きには出られず、アンジュ・ヨアン・ボニーの獲得も控えているため、即金での移籍交渉が可能なナポリが一歩リードしている状況だ。

ラスムス・ホイルンドの去就は、今夏の移籍市場において注目すべき動きの一つ。ナポリ、インテル、そしてユナイテッド三者の思惑が交錯するなか、どのクラブがデンマーク代表FWの新天地となるのか。